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主体性とは何か|主体性を持つための超具体的な方法論

主体性

主体性を持て。社会人になったら良く言われる言葉ですよね。自主性や積極性、当事者意識、非指示待ち人間など主体性を表す言葉は多くありますが、いずれも抽象的でどういうことなのか理解できていない人も多いのではないでしょうか

もしかしたら「主体性を持て」と言う本人でさえも正しい意味を理解できていないこともあるかも知れません。それほど曖昧な言葉ですよね。

 

そこで今回は「主体性とは何なのか」その意味を分かり易く解説し、さらに「具体的にどうすれば主体性を持てるのか」その方法を紹介します

そもそも主体性の意味って何?

実は、主体性とは2006年に経済産業省が発表した「社会人基礎力」の中の1つの要素として定義されているほどビジネスマンにとって重大なスキルに位置付けられています。

その社会人基礎力の中でも1番目に挙げられていることからも重要性が伝わりますね。社会人基礎力については下記記事をご参照ください。

実際、経団連が2018年4月17日に公表した「高等教育に関するアンケート結果」によると、企業が学生に求める資質の第1位が「主体性」となっています経団連:高等教育に関するアンケート結果 (2018-04-17)

 

そんな主体性とは一体どのような意味なのでしょうか。社会人基礎力の中では主体性は以下のように定義されています。

物事に進んで取り組む力

また小学館が発行しているデジタル大辞泉では以下の定義となっています。

自分の意志・判断で行動しようとする態度

なんとなく「自分自身の考えで物事に取り組む」というニュアンスだということは分かりましたが、やはり抽象的でよく分かりませんね。もう少し掘り下げて解説したいと思います。

 

主体性とは分かりやすく言うと「自分がやりたいことをすること」

主体性は意欲を持つとも言い換えることができます。意欲とは意志と欲動を合わせた言葉であり、意志とは「自分の考え」、欲動とは「やりたいこと」です。

つまり主体性とは「自分がやりたいことをすること」と言い換えることもできると思います。

例えば、食事や睡眠といった生理的な欲求は誰しも主体的に行っていますよね?そして雨風をしのげるように家に住んだり、健康に過ごせるように季節に合わせた衣服を着たりということも誰しも主体性を持ってやっていることだと思います。

少し極論のような気もしますが、欲求が主体性と密接に関わっているということは理解いただけるかと思います。

主体性を持てないのはやりたくないことをしているから

職場で「主体性を持て」と言われるようなシーンはどうでしょうか?様々なケースが考えられますが、少なくともやりたいことをやっている場合にそのような指摘を受けることはほとんどないと思います。

そうではなく、「やりたくないことを上司からの指示だからしぶしぶやっている」という場合や、「やりたいわけでもやりたくないわけでもないけどとりあえず目の前にタスクとしてあるからそれをこなしている」といった場合に「主体性を持て」と指摘を受けることが多いのではないでしょうか

以上のことから、やはり「自分がやりたいことをすること」が「主体性を持つこと」だと言っても間違いではなさそうです。

しかし職場において「自分がやりたいこと」だけをやれることって少ないですよね。やりたくないこともやらざるを得ない状況も多くあると思います。

そこで次にそのような状況でも主体性を持つための方法について紹介いたします

 

主体性を持つための方法

STEP1 業務内容を欲求軸と必要性軸で4象限に分ける

まず現在の自分の業務内容を下図のように、やりたいorやりたくないという欲求軸とやらなくてはいけないorやらなくてもいいという必要性軸で分類した4象限の内、どこに位置するのかを整理しましょう

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例えば「職場の掃除」であれば、やりたくはないけどやらなくてはいけないということで、第2象限に位置することになりますね。このような感じであなたの仕事を整理してみましょう。

 

STEP2 各象限に応じた行動を起こす

整理が完了したら、各象限に応じた行動を起こしていきます。この「行動を起こす」ことこそが主体性につながるので、絶対に整理しただけで満足してはいけませんよ!

 

第1象限

「やりたいしやらなくてはいけないこと」はドンドンやりましょう。やらなくてはいけないことをやって怒る人はいませんし、やればやるだけ主体性を評価されるはずです。 

 

第2象限

「やりたくないけどやらなくてはいけないこと」、恐らくここが一番悩みが多いところではないかと推測します。ここについては、効率良くやるための実現可能なアイデアを提案してみましょう。 

そもそもやりたくない理由というのは大きく2種類に分けることができます。1つは退屈な作業だから、もう1つは苦手な作業だからです。どちらの場合も生産性が悪い作業だと感じるから脳が「やりたくない」と拒否反応を示すのです。 

であれば解決するためには生産性を上げれば良いのです。例えば、ITツールを導入して効率化を図ったり、その作業をやるにあたって自分より効率が良い別の人に頼むなど方法はたくさんあると思います。

例えば、「職場の掃除」なんかはそれなりの企業であれば外注していることが多いですよね。

そして大事なことは、そういった多くの方法の中から自分の組織のリソース(人・金・時間)も考慮した上で最も実現性の高いアイデアを提案するということです。

無限にリソースがあればいくらでも効率化することができますが、実際はそうではありません。限られたリソースの中で最善な策を講じる必要があるのです。

そうしなければただのワガママになってしまいますからね。また提案する時は効率化による効果の試算も併せて提示すると案が通りやすいでしょう。

 

第3象限・第4象限

「やらなくてもいいこと」については、とっととやめましょう

とはいえ上司からの指示で仕方なくやっているという人も多いかと思います。そのような場合は、なぜやる必要がないと思うのか上司に説明してみましょう。まともな上司であればその論理が正しければ納得してくれるはずです。

また、もしかしたら自分の考えに漏れている観点があって、本当はやらなくてはいけない作業だったと上司から教えてもらうことができるかもしれません。

 

STEP3 それでもダメなら転職しよう

もしSTEP2まで実践したのに状況が変わらないようでしたら、残念ながら上司や組織に問題があります

あなたの主体性を認めてくれる組織はたくさんありますので、ぜひ転職することをおすすめします。おすすめの転職サイトを載せますので、まずは無料登録だけでもしてみましょう。今はどこも人材が不足していますのですぐにスカウトが来ると思いますよ! 

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やりたいことを増やして主体性を向上させよう

これまで「主体性=やりたいことをすること」だと説明してきました。すなわち主体性を向上させるためには、やりたいことを増やす必要があるということです。とは言ってもいきなりやりたいことを増やすなんて難しいですよね。

そんな時は「できること」を増やしてみましょう。

子供のころに覚えたての難しい言葉を自慢げに使った経験があるという人は多いと思います。それと同じで得意なことってどんどん使いたくなるんです。

つまりできることを増やせば、それを活用するためにやりたいことが増え、それが結果として主体性の向上につながるのです。

 

まとめ

いかがでしたか?今回は主体性の意味と主体性を持つための具体的な方法を紹介させていただきました。

今後、AI(人工知能)やRPA(ロボット)の進化により、ますます主体性が重要視される時代になると思います。ぜひ今回紹介した方法を参考にして主体性を身につけましょう。 

もっと詳しく主体性について学びたいという方には以下の「7つの習慣」という本がおすすめです。第1の習慣が「主体性を発揮する」であり、主体性に関してこれ以上ないくらい詳しく書かれています。世界で3000万部以上売れている超ベストセラーですので買って後悔することはないと断言します。