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自分にばかり仕事が集中して不公平に感じるなら|仕事量をコントロールするための働きかけ力を身につけよう

働きかけ力

「自分にばかり仕事が集中する」、「あの人は毎日定時で帰っているのに自分は毎日残業」、このような仕事量に関する不公平に不満を持っている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、仕事量をコントロールするためのスキルの1つである「働きかけ力」についてご紹介します。

仕事量が多いなら他の人の力を借りよう!

初めに結論から言うと、仕事量が他の人と比べて多い人は業務を抱え込み過ぎです。もっと他の手が空いている人に仕事を振りましょう

中には仕事を振っている時間もないという人もいますが、それを言っても状況は何も変わりませんし、誰かが状況を変えてくれるということも滅多にないでしょう。

これから先もずっと自分1人に仕事が集まる状況を続けるのか、今後楽をするために今少しだけ頑張るのか、どちらを選ぶべきかは明白ですよね。

 

"人に頼る力"も立派なビジネススキルの1つ!

人に頼るというと、何だか仕事ができない人のように感じる人もいるかと思います。しかしそれは真逆で、人に頼る力も立派なビジネススキルの1つなのです。

そのスキルこそが「働きかけ力」であり、2006年に経済産業省が発表した「社会人基礎力」の中の1つの要素として定義されています。その中で働きかけ力は、「他人に働きかけ巻き込む力」とされているのです。

なので、”人に頼る=仕事ができない”ではなく、”人に頼る=仕事ができる”と考えましょう。こう考えるだけで人に何かをお願いするというハードルがぐっと下がったのではないでしょうか?

なお社会人基礎力についてもっと知りたい方はぜひ下記記事をご参照ください。

 

人に頼ることは悪いことじゃない!

人に頼る=仕事ができるということは説明しましたが、それでも「人に仕事を依頼することは迷惑じゃないだろうか?」とか「自分なんかが仕事を振っても良いんだろうか」と感じる人も多いと思います。

それは「人に何かをお願いすること=迷惑なこと」と考えているからだと思いますが、実際は全然そんなことはありません。ここではその理由について説明します。

社会は相互に頼り合うことで成り立っている

大きな話をしますが、人間社会自体がもともと相互に助け合うことで成り立っています。相手ができないことをする代わりに、その対価として報酬を受け取っているのです。

家を建てたる、食料を育てたり、衣類を作ったり。すべて自分でやっている人なんて今の時代にはいませんよね。

なので社会的に考えても、人に何かをお願いすることは迷惑なことではないのです。

人間は基本的に頼られることが好き

もう一つの理由はこれです。人は基本的に頼られたい生き物なのです。

人間の基本的な欲求の一つに「承認欲求」というものがあります。これは「他者から認められたい、尊重されたい」というものであり、誰かから頼られることで満たされるのです。

あなたも仕事が集中している状況は苦痛に感じていると思いますが、仕事を任されていること自体は嬉しいと感じているのではないでしょうか?

なので、あなたが他の人を頼ったとしても全然迷惑なんかではなく、むしろ嬉しいことなのです。

 

人に仕事をお願いするコツ

最後に、仕事をお願いする時のちょっとしたコツをご紹介します。

自分の状況を伝える

人は分からないことがあると途端に警戒を強めてしまいます。それは本能的に理解できないことを恐怖だと感じるからです。お化けなんかがその典型的な例ですね。

仕事を頼むときもそれと同じです。どのくらいの仕事量を抱えていて、いつまでに終わらせなければならないのかを正しく伝えましょう。状況を伝えないと、「ただやりたくない仕事を押し付けてるだけじゃないか」とか「ただサボりたいだけじゃないか」とか思われてしまいますからね。

相手の状況も知る

自分の状況を伝えるのと同じように相手の状況についても正しく理解しましょう。余裕があるように見えても、実は自分以上に仕事を抱えている場合もありますからね。

ここで大事なのは推測で考えないことです。しっかり相手と話をして確認しましょう。相手の事情を推測するとどうしても、相手に迷惑なんじゃないかという考えが先行してしまいますので。なのでまずはダメもとでお願いしてみるというのも1つの手ですね。

お願いする仕事を自分も一緒にやる

人に仕事を振るくせに自分は何もしないと嫌われてしまいます。口だけ動かして手を動かさない上司なんかが正にそうですよね。その理由から上司が嫌いという人も多いのではないでしょうか。

上司部下の関係なら許されるのかもしれませんが、基本的にそういった行動をしてしまっては仕事を引き受けてもらえません。

「人を動かすには、まず自分が動くこと」がリーダーシップの基本です。まずは仕事をシェアすることから始めてみると、引き受けてもらいやすくなりますよ。

 

働きかけ力についてもっと詳しく学ぶなら

いかがでしたか?どんな仕事をやる上でも、周囲の人間の協力が不可欠であると判断した際に、協力者を集めることができる能力は重要です。

もっと詳しく働きかけ力について学びたいという方には以下の本を読むことをおすすめします。実は、上で書いた人に仕事をお願いする時のコツもこの本から学べたことの1つです

人に仕事をお願いできるだけで、仕事の効率はグンと上がりますよ!