最近では企業に勤めるのではなくフリーランスや不労所得で生活するなど様々なお金の稼ぎ方・生き方が広まってきており、"企業に勤めない"という選択肢もわりと一般的になってきましたね。
しかしそういった"企業に勤めない"人が増えたためか、いわゆる"アンチ企業勤め"的な発言を聞く機会も増えました。
例えば「大企業は毎日ルーチンワークで成長しづらい」とか「年功序列だから実力はあっても報酬が上がらない」とかとか。
まぁ概ねおっしゃる通りだなと感じます笑。自身の成長といった観点で言えば、フリーランスの方が1人でやらなくてはいけない作業量が圧倒的に多いので、当然スキルアップのスピードは速いです。
また報酬の観点で言っても、フリーランスの方が成功したら成功した分だけ報酬に反映されるというのも事実です。
ではなぜそんなデメリットも多い大企業で働きつづけているのか。
人生観は人それぞれなのであくまで私個人の考えですが、そのただ1つの理由を説明します。
社会を変えるため
これに尽きます。正直、スキルアップとかお金はどうでもいいんです。
フリーランスは社会を変えられるのか?私が大企業で働く理由はここに集約されます。
世の中は大企業が作った製品や仕組みで溢れています。そんな中で社会を変えようと思ったとき、フリーランスのみの力で変えられるでしょうか?答えはNOだと思います。
仮にフリーランスとして登り詰め発言の影響力が大きくなれば、発言で世論を動かすことはできるかも知れません。
でもそれだけじゃ世の中は変わらないんです。既に社会実装されている大企業の製品や仕組みをアップデートして新たな製品や仕組みを実装する、それが出来なければ真の意味で社会を変えたとは言えないと思います。そしてそのような既に社会実装されているものに手を加えるためには、大企業の力が必要不可欠です。
指摘されている通り、大企業はルーチンワークも多く、安定志向の人がほとんどであるため、何かちょっとしたことを変えるのにも、とんでもない時間がかかるのは事実です。でもどれだけ時間がかかったとしても社会を変えるためには大企業を変える他ありません。
だから私は大企業で働くのです。
スキルアップや副業は大企業でもできる
冒頭で述べたスキルアップや報酬といった大企業のデメリットですが、個人の意識次第でどうにでもなります。
大企業なので様々な業界の方とのコネも作りやすいですし、教育制度も整っています。副業だって今は認められているところが多くなっています。現に私が勤める某大企業も副業OKです。
大企業で働くにしろフリーランスで働くにしろ大事なのはリテラシーです。目の前にあるチャンスや制度、情報、手段を如何に活用して目的を達成するか。
これは変わりません。むしろこれがない人がフリーランスで働いても成功できないと思います。
結局は「自分が人生で成し得たいこと」しだい!
つらつらと書かせていただきましたが、要は自分が「人生で成し得たいことは何か」だと思います。
社会を変えるとか別にどうでもいいよーって人は無理に大企業で働く必要はないと思いますし、逆に社会を変えたいのであれば必ず大企業の力が必要になるんだと思います。