みんなの思考屋さん

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マナーとは何か?マナーの本質を考えてみた。

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どうも!思考屋のKOJI(@KOJI_SHIKOUYA)です!

最近マナーに関するニュースをよく見ますね。

こんなのとか。
johnnys.jocee.jp
こんなのとか。
netallica.yahoo.co.jp

他にも新幹線でリクライニングを倒すときに声を掛けるのはマナーか?なんて話題もありましたね。

マナーに関する話題は今に始まったことではありませんが、最近は一段とマナーに対して世間の目が厳しくなっているように感じます。

今回はそんな「マナー」について考えてみたいと思います。

マナーの意味

色々な辞書やサイトで調べてみましたが、すべて微妙にニュアンスが違っていたので一概にコレだとは言えませんが、共通していた部分をざっくりまとめると、
社会の中で人間が気持ち良く生活していくための行儀・作法・態度であり、国や文化、時代、宗教のさまざまな習慣や価値観によって形式が異なるもの」だそうです。

なんだか分かるようでよく分からない抽象的な表現ですね。そんなわけでもう少し深く考えてみたいと思います。

マナーを他者に求めることへの違和感

世間ではSNSを通じて"マナー違反"をした人へ指摘や罵声を飛ばす炎上行為をしばしば目にします。
私はここに強い違和感を感じます。先ほど、マナーの意味は「さまざまな習慣や価値観によって異なるもの」だと説明しました。

さらに「時代によっても変化するもの」だとも言いました。であるならば今、自分が考えていたり実践している"マナー"を他者に求めるということは、"価値観の押しつけ"と同義になるのではないでしょうか?そもそもマナーとは相手に不快な気持ちを与えないための自分の中で考えた"思いやり"であり、全人類が共通して守らなくてはいけないものではないと思います。そのような皆が守る必要があることは、マナーではなくルールと呼ぶのだと考えます。

多様化する価値観とマナー

時代の移り変わりとともに価値観とマナーは多様化しています

例えば戦後、諸外国の文化が国内に入ってきたことで日本のマナー事情は大きく変容しました。西洋をはじめとした様々な国のテーブルマナーや服装、プロトコールなどこれまでの日本の生活では必要のなかったマナーが必要な時代になったのです。では最近またマナーに関する話題が世界的に増えているのはどういうことなのでしょうか。

それは恐らくITの進歩によって、人々の価値観が"国"という大きなコミュニティからより小さな"個人"へと細分化が進んでいるためだと考えます。一昔前、グローバル化が進み様々な国のマナーが必要になったことと同じように、これからは個人化の波に合わせてさらに多様な「十人十色なマナー」を考える必要が出てきたのではないでしょうか。

マナーを考えるにはまず価値観を知り考え理解すること

これからの時代のマナーを考える上で大切なことは何でしょうか?

きっとマナーを考える上で大切なことはこれまでもこれからも本質は変わらないと思います。

その本質とは、「相手の価値観を知り考え理解すること」だと思います。最近は諸外国のテーブルマナーが当たり前になったので形式的に覚えたという方も多いとは思いますが、初めにテーブルマナーを考えた人は、"そういった振る舞いがあるということを知り"、
"なぜそのような振る舞いが行われるようになったのか諸外国の歴史や文化を考え"、そして"振る舞いをする必要性を理解した"のだと思います。これからもそれは変わりません。価値観の存在を知り、価値観が形成された背景を考え、価値観を理解する。このプロセスが重要なのだと思います。

時代錯誤なマナーは変えていこう

一方で、時代の変化とともに不要になるマナーだって必ず存在します。そしてそれを廃止しようとすると頑なに阻止してくる人もいると思います。そういった人たちの大半はマナーを形式的に覚えただけの人である場合がほとんどです。

私が気になった例で言えば、贈り物に対する「半返し」というマナー。最初は贈り物をもらった人が感謝の気持ちをお返ししたいと始めたものだと思いますが、最近では「半返し」の負担を掛けてしまうから贈り物をすることをためらってしまうという人もいるようです。

「半返し」というマナーに縛られたせいで誰のためにもなっていない。これってなんだか悲しいですよね。こういった誰のためにもならないマナーはどんどん変えていくべきだと思います。近頃、マナーに関するニュースが盛り上がっているのはこうしたマナー変革論が増えているためだと考えます
。何かを変えるには多くの議論を必要とします。なのでぜひこのマナー論争を止めることなく続け、より人間のためになるマナーへと社会全体が改善していければいいですね。

まとめ

マナーを考える上で大事なことは次の3つです。①マナーとルールの違いを意識してマナーは他人に押し付けない②相手の価値観を知り考え理解する③マナーを時代とともにより良くしていく。マナーは個々人の価値観と直結しており非常に難しい問題ですが、

そんな難しい問題だからこそこれからも一人ひとりが考え続ける必要があるのではないでしょうか。