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スマートフォンが社会に与えた3つの影響とは?

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どうも!思考屋のKOJI(@KOJI_SHIKOUYA)です!

 

初代iphoneの発売から約10年、もうすっかりスマホが無いと不便な世の中になってしまいましたね。

 

一番最初のスマートフォンが何年前に発表されたのかは定かではありませんが、目まぐるしく社会を変化させたことは間違いありません。

 

というわけで今回は「スマホ」が一体社会の何を変化させたのか?そこについて考えてみたいと思います。

 

コミュニケーションにおける空間的制約からの解放

 スマホが社会に与えた影響の1つ目はコミュニケーションにおける空間的制約からの解放です。これまで情報伝達の手段は、掲示板(看板)→新聞→ラジオ→テレビ→パソコン→スマートフォンといった具合に通信の加速とともに進化を遂げてきました。

 

しかしながら掲示板からパソコンまでの進化とパソコンからスマホまでの進化では大きな違いがあります。それが空間的制約からの解放という意味です。

 

具体的に説明すると、例えばテレビとパソコンが何かの情報を発信してからその情報が個人に届くまでの媒介を書くと次のようになります。

 

テレビ:メディア→テレビ→テレビがある空間→個人

パソコン:メディア→パソコン→パソコンがある空間→個人

 

この通りテレビやパソコンの場合、どうしてもテレビがある空間、パソコンがある空間といったように「空間」という制約がどうしても介在してしまいます。

 

一方でスマホはどうでしょうか。スマホをどこかに固定で置いているという人はほとんどおらず、大半の人は一日中肌身離さず持っているのではないでしょうか。

 

上と同じように情報が個人に届くまでの媒介を書くと次のようになります。

 

スマホ:メディア→スマホ→個人

 

このようにスマホは空間という距離的な制約を無くすことで、情報が発信されてから個人に届くまでの速度と確率を飛躍的に向上させました

 

これがスマホが社会に大きな影響を与えた要因の1つです。

 

インタラクティブな通信による個人のデータ化

2つ目はインタラクティブな通信による個人のデータ化です。インタラクティブとは「双方向の」という意味で、インタラクティブな通信の分かりやすい例で言えば、グーグルの検索ボックスに言葉を入力して検索ボタンを押したら検索結果が表示されるというものなどがあります。

 

これまでの情報伝達の手段であったラジオやテレビなどは、一方的な通信しかできませんでした。

 

そのため情報の受け取り手の反応を知るためには、マーケティング会社を利用したアンケートや街頭インタビューなど別の媒体を使う必要があり、 そのコストの面から限られた範囲でのデータしか集めることができませんでした。

 

それがスマホが浸透し様々なネットサービスが登場したことで状況は一変しました。スマホを持った一人ひとりが自ら情報を検索したりSNSで投稿するなどして個人の情報を発信し始めたのです

 

これにより個人に関する統計的なデータも正確かつ集めやすいものとなり、また個人に対して一人ひとりに適したアプローチをかけることも可能になりました。

 

インタラクティブな通信という点ではパソコンも同様ですが、個人が一人一台所有するスマホの登場でより個人に紐づいたデータが収集できるようになったことは言うまでもありません。

 

また先ほど述べた通りパソコンと違い空間に制約を受けずいつでもどこでも通信が可能となったことでネットサービスに触れる機会が増えたことも個人のデータ化が爆発的に増加した要因の1つです。

 

このように個人データが増えることで、個人データが増える→ネットサービスが増える→個人データが増える・・・といったような好循環なエコシステムが生まれました。

 

これがスマホが社会に与えた影響の2つ目です。

 

周辺産業の構造改革

最後はスマホの登場が 単なる通信分野の発展だけに留まらず、様々な周辺の産業にまで影響を与えたということです。

 

一番わかりやすい例で言えばゲーム業界がそれにあたります。スマホの登場によりスマホゲーム(ソーシャルゲーム)という新たな市場が創出されました。このスマホゲーム市場は急速な成長を続け、わずか数年でゲーム全体の市場の半分を占めることとなりました。

 

このゲームチェンジはスマホがもたらしたといっても過言ではありません。

2018年、世界のゲーム市場売上の51%はモバイル、日本のゲーム市場は約2兆円 - iPhone Mania

その他にも音楽業界や出版業界、飲食業界、小売業界、旅行業界などがスマホの登場により大きな構造変化が行われたと言われており、その他のほぼすべての業界においても少なからずスマホにより影響を受けたのではないでしょうか。

 

まとめ

スマホの登場によりここまで広く社会に影響を与えたというのはどういうことか、それはスマホが人間の生活の在り方・価値観を変えたということに他なりません。

 

スマホが人間をデータ化するための世界共通のインターフェースになったからこそ、スマホが人々の生活に欠かせないものになったのだと考えます。

 

これからスマホがどのような進化をしていくのか、つまり人間の生活がどのように変化してくのか、それが未来を考えるうえで一つの示唆となるのかも知れません。

 

 また、スマホが浸透する前にスマホがこれほどまでに社会に影響を与えることになると予測できた人はほとんどいなかったと思います。

 

もしかしたら今、芽吹き始めている様々なテクノロジーが次世代の「スマホ」になっているかも知れません。そういった目でテクノロジーについて考えると新たな発見を得ることができるのではないでしょうか。

 

個人的には自動運転をはじめとするMaaSが次世代のスマホに成り得るのではないかと思います。今後に期待ですね。